さくろぐ

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ストラテラとコンサータを飲んだ個人的感想。〜副作用を比較してみた〜

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こんにちは!Saku(@xx_spr_saku)です。

発達障害に対する薬物治療の是非は度々話題に上がるところではありますが、一般的にはADHD治療において薬物治療は重要なファクターの1つとされています。
私自身も、日々生活する上で、特に仕事をする上ではADHDに対する薬剤の服薬は欠かせないものとなっています。
今回は、ADHDに対して以前服薬していたストラテラ、そして現在服薬中のコンサータについて、個人的な感想を書いてみたいと思います。

私のADHD治療歴について

私のADHDの治療歴はこんな感じ。

ADHD診断から現在まで>


ストラテラで治療を開始して、途中WAISのために中止しつつ、コンサータに切り替えた感じです。

ではまずはストラテラから。

ストラテラ(一般名:アトモキセチン塩酸塩)について


ストラテラの概要はこんな感じ。↓

  •  注意力を高め、落ち着きをとりもどすお薬です。注意欠陥・多動性障害(AD・HD)の治療に用います。
    ノルアドレナリントランスポーターにだけ結合し、その他の受容体にはほとんど作用しないので、副作用も比較的少ないと考えられます。このような作用特性から、「選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(Selective NorAdrenalin Reuptake Inhibitors)」と呼ばれています。
(略)
  • メチルフェニデートが中枢神経刺激薬であるのに対し、この薬はそれとは違う非中枢神経刺激薬になります。そのため、依存・乱用のリスクがほとんどなく、またメチルフェニデートで禁忌とされる過度の不安・緊張などの併存障害をもつ人にも使用可能です。副作用も比較的少ないです。 速効性はありません。効き方はメチルフェニデートよりゆるやかです。服用開始2週間くらいから徐々に効き始め、6~8週目で効果が安定してきます。そして、一日をとおし途切れることなく効果が持続します。
  • おもな副作用は、食欲不振や吐き気、腹痛などの胃腸症状です。頭痛や眠気も多いほうです。これらは、飲み始めや増量時に多くみられ、続けているうちに軽減することもあります。つらいときは、早めに受診しましょう。

 

 

ストラテラを飲んでみた感想

効果


・特になかった
残念なことに、特にこれといった効果を感じられませんでした。(笑)

ストラテラは効果の発現までに早くとも2ヶ月程度はかかるとされていて、長期戦になることは覚悟していましたが、4ヶ月程度飲んでみたものの効果を実感するに至りませんでした。
この点について医師からは、
「効果が出るまでに6ヶ月程度かかる人もいる。」
「そもそもそんなに明確に効果を実感する薬じゃない。そういえばなんとなく改善してるかも、という人が多い」
と説明されました。それはそれでいかがなものかと思いましたが、とにかくその後「これから効果が出るかもしれないから続けてみよう」とは思うこともありませんでした。とにかく副作用がつらかったんです。

副作用


・吐き気
今思い出しても壮絶。凄まじい吐き気でした。ムカムカして、食欲出ず。処方された止瀉薬(吐き気止め)を飲んでも、なかなか軽減できず、ずっと気持ち悪かった。
3ヶ月後には吐き気が軽減され食欲が戻り始めましたが、それでもゆるやかに吐き気は続き、毎朝飲む度に「はぁ、またこれ飲んだら気持ち悪くなるよ、嫌だなぁ」と、飲むのがとても苦痛でした。
そんな目に余るほどの副作用もあり、 またADHDの治療薬としてもう1つの選択肢であるコンサータを試してみたくなり服薬を中止しました。

コンサータ(一般名:メチルフェニデート塩酸塩)について


続いてコンサータについて。

前述の通り、ストラテラに見切りをつけた私は主治医に「コンサータを飲んでみたい!」と伝えてみたものの、主治医からは「あなたのタイプのADHDにはコンサータは効果が出ない、むしろ悪い方向に作用する可能性が高いのでおすすめしない」といなされました。
どのような患者にどの程度ベネフィットが認められるのか明確に指針は示されていないものの、実際の現場では「このような患者には効果が出やすい」とは示唆されているのでしょう。しかし効果のほどは個人差が大きいですし、私の興味に歯止めをかけるほどの明確なエビデンスもないようでしたので、別のクリニックに転院して、コンサータを飲み始めることにしました。

コンサータの概要はこんな感じ。↓

  •  精神症状を改善するお薬です。病的な眠気を起こす「ナルコレプシー」に適用するほか、徐放錠を「注意欠陥/多動性障害」の治療に用います。
  •  このお薬の徐放性製剤(コンサータ)は、そのような注意欠陥・多動性障害に有用です。小児期にかぎらず成人期の治療にも用いられます。この適応における詳しい作用機序はよく分かっていませんが、神経伝達物質ドパミンノルアドレナリンの活性化が、諸症状の改善につながると考えられます。
  •  有効成分のメチルフェニデートは、精神活動を高める興奮剤(中枢神経刺激薬)の一種です。一般製剤のリタリンと徐放性製剤のコンサータ錠があり、承認されている適応症はそれぞれ異なります。
  •  徐放錠のコンサータ錠は、18歳未満の子供のAD・HDを新規適応症として新たに承認され、その後18歳以上の成人期AD・HDに対する適応拡大についても承認取得しています。放出制御型システムを応用した製剤で、速効性と持続性をあわせ持つのが特徴です。約12時間効果が持続しますので、朝1回だけ飲めば、学校や職場での昼間の服用がはぶけます。国内外でAD・HDの主要薬の一つとして広く用いられています。
     いずれの製剤も、不適切な使用を避けるため、流通管理が徹底されます。処方や調剤ができるのは、一定の基準を満たす登録済みの医療機関や薬局に限られます。
  •  比較的多いのは、口の渇き、食欲不振、吐き気、便秘、不眠、頭痛、体重減少などです。これらは、それほど心配いりませんが、ひどいときは早めに受診してください。

www.interq.or.jp

 

コンサータを飲んでみた感想

効果

①集中力の向上

自分が考えたいことをきちんと捕まえて、掴んでおけるイメージ。それまでは思考がふわふわとしていて、考えようと思っても「あれ今何考えてたんだっけ」な状態でした。

②動き出す気力が出る

①の続きのような感じですが、思考が定まることにより、以前より現実が見られるようになった感じがあります。

それまでは

「宿題やらなきゃ。。。」→「まず着替えt「わ〜この女優さん綺麗だな、誰だろう」」というように、思考の途中で横槍が入って動けない状態になりがちだったのが、

服薬してからは

「宿題やらなきゃ。。。」→「まず着替えて、顔を洗って、机を片付けて、、、」

というところまで思考が続くことが増えた気がします。

「どうして自分が思うように動けないんだろう」から「あれ、なんだか普通に動けてるなぁ」と思う瞬間が出てきたのは、私にとって大きな進歩です。

副作用

①動悸・頻脈

たまに、心臓の鼓動がドクドク鳴って気になることがあります。とはいえ、50m走を走りきった後のような激しい感じではなく、温泉に入って心拍があがって「ふう...」と一息つきたくなる感じ。ちなみにそういう時に脈を測ると大抵90〜100回/分くらいで頻脈気味。脈拍の正常値は年齢等によっても変わりますが約60〜90回/分なので、運動してないのにその数値は割と高め。

②息苦しさ

たまに呼吸がしづらく、思わず胸、首をさすりたくなる感じがあります。た息がつまる感じ。ちなみに私はパニック発作の始めに息苦しさが出るのですが、その感覚にかなり近いです。コンサータの副作用だと分かっているので、発作に繋がることはありませんが。

③焦燥感

効果として集中力があがることをあげましたが、焦燥感に駆られて集中できないこともあります。飲んでいない時の思考がふわふわと定まらない感じではなく、PCのウィンドウを一覧で表示してザザザーっと流した感じ。自分の頭なのに、「あ、待って待って...」っとコントロールが効かない感覚です。

 ちなみに、上記2つの副作用はコーヒーを飲むと強く出やすいです。コーヒを飲んでから1、2時間後にピークが来る感じ。カフェインのせいかな?と思ってカフェインレスのコーヒーを飲んでみたりしましたが、あんまり変わらなかったので、原因はカフェインじゃないかもしれません。結局よく分かってません。コーヒー好きだから飲んじゃう。苦しいけど。

上記のような副作用はありますが、そのために別の薬の併用が必要になることもなく、今はメリットの方が大きいので服薬を続けています。

まとめ

わたしにとってはストラテラよりもコンサータの方が副作用が比較的軽く、何より効果も感じられました。ストラテラで効果を感じられない方は、一度コンサータの服薬を検討されるとよいかと思います。
ですが、ここまで書いた所見はあくまで私個人の経験です。特に中枢神経系の薬剤については個人差が大きいかと思いますので、参考程度に留めておいていただければと思います。

 また、小児を対象とした研究ですが、コンサータはうつ症状を併発しているか否かで反応が異なるといったデータもあるようでした。海外のデータであり人種差もあるので一概になんとも言えません。

私の場合、コンサータについてはプラセボ効果が大きく発揮されている気がします。飲んでみたいがために転院までしたこと、そして現在成人ADHDに対して承認されている薬剤の最後の切り札(そもそも現在2剤しかありませんが)であることにより、大いにプラスのバイアスがかかっていると思います。

なお現在販売されている医薬品には、患者さんからの訴えが多くあってもまだ正式に報告、周知されていない副作用も発生しています。

天候や食事、生活リズム、ストレス、女性の場合は生理周期など、いろいろな要素が絡むなかで自分の体調を把握することはなかなか難しいですよね。でも医師からの説明を鵜呑みにせず、ぜひご自分で「何か変化はないか」と慎重に体調を観察していただきたいなぁと思います。

 

それでは、今日も一日健やかに

 

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